* 超長編を完結させた人へ15の質問 *

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1.お名前、サイト名、完成した小説名をおしえてください。
 中原まなみです。サイト名は「ふぁんたじ〜ぽけっと」
 完成したのは「紅月<ローズ・ムーン>は女神の祈り」という長編FTです。

2.この話を最初に思いついたのはいつ頃ですか。また、書き終えたのはいつですか。
 中学二年のころ。だから……ええと。1997年?
 書き終えたのは2004年の十二月九日、十二時四十四分(細かっ!・笑)

3.実際の執筆期間はどのくらいですか。
 『紅月は女神の祈り』としてなら、2003年7月19日から連載スタートだから、約一年半ですか。一年半でこれだけの枚数は、多いほうかも。あたしにすれば。

4.話の長さはどのくらいですか(原稿用紙換算枚数、プレーンテキストKB等)
 原稿用紙枚数は1500枚! 中途半端だったので、加筆してぴったしにしました(笑)。
 プレーンテキストkbだと939kb……
 改めて大変な量になってますね(笑)。

5.登場人物は何人ですか。
 数えるのめんどい!(マテ)
 主要はエリス、アンジェラ、ゲイル、ドゥール、ジーク、ミユナ、アザレル、ルナ、ダリード。四竜。あとはイヴ、桜春、プレシア、ロジスタ、ナタリア、レイス、カイリ、パズー、アーロン、ケイレブ、エカテリーナ、アペル、メルクーリ、スージー、ゲイル達の家族……ロジスタの師匠とか……ああああ、もう、わかるかああ!(キレ)
 ………主要が九人。補助的キャラが四人+四竜。あとはおまけ程度でごちゃごちゃいっぱい!
 
6.この作品はあなたにとっていくつ目の完成作になりますか。また、いくつ目の長編完成作ですか。
 えーと。ポズが7作、掌編短編中編があわせて32作、でドリプロMDがあって……41作目でしょうか。アップしているのでは。
 長編としては……んーむ。300枚以上とするなら、二作目か。
 ドリプロ各話は150枚以上ありますが、ありゃ中編だもんな。

7.この話を書こうと思ったきっかけは何ですか。
 一番最初にエリスを書こうとしたきっかけは、いわゆる異世界FTをかいてみたかったから。剣士の元気な女の子を書いてみたかったから。

8.書いているとき、気をつけていたことはありますか。
 細かいところでは月齢とか、星とか。この辺が一番手間がかかってた気がする(笑)。 あと、国ごとの色の違いかな。
 基本的な部分では視点……とかかな。
 エリスとアンジェラの親友同士としてのあり方がうそ臭くないように、と言うのにも気をつけていた気がします。

9.話を書いている最中、楽しかったこと・嬉しかったことは何ですか。逆に、つらかったこと・大変だったことは何ですか。
 月並みですが感想を頂いたときは本当に嬉しかった。
 楽しかったのはエリスたちが自分たちでしっかり歩いてくれて、作者ですら思いもかけない『生きた台詞』をはいてくれたりした瞬間。
 ああ、エリスたちの親でよかったなぁとしみじみ出来るから。
 つらかったこと、大変だったことは……毎週土曜日更新にしていたこと、かな。どんなにスランプだろうがどんなに筆が乗らなかろうがどんなに仕事が忙しかろうがどんなに体力落ちてようがどんなにメンタル的に凹んでようが、土曜日は毎週必ずやってくる(笑)。
 で、何度か落としました。ごめんなさい……。

10.書いている時、途中で投げ出したくなったりしましたか。
 なかったです。今週かくの面倒くさいー! ってときはありましたけど(笑)。

11.この話で一番書きたかったことは何ですか。
 王道!(笑) 王道っていいじゃねえか! 
 愛と友情と冒険の正統派ファンタジーRPG! なノリ(笑)
 王道ビバ! ってのと。
 あとは……全ての物事の二面性、かなぁ?

12.書き終わった時の気持ちをおしえてください。
 チャットルームにはいっていたのですが「おわったああああ!」と叫びましたね(笑)。
 もうホントに、足掛け八年。エリスが一人立ちした瞬間としてなんともいえない感激がありました。

13.これからも長編小説を書きますか。
 ……別作品、ドリーム・プロジェクトが……(中編連作ですが)
 今度はそっちを完結に向けて頑張るぞお。

14.長編小説に挑戦する人へアドバイスをください。
 宣伝活動は面倒くさいですけど効果があります(笑)。
 読んでくれない→つまらないんだ→じゃあ書くのやめよう……
 なんてマイナスの循環に陥りそうだったら、ぜひ宣伝をばしばしやってみてください(笑)。
 読者が少しでもいるんだ、感想をくれたんだ、はやっぱり原動力となりますよ。

15.この作品への思いの丈を語ってください。
 エリス、あんたが生まれたとき、あたしはあんたと同い年くらいだったのに、もう随分年上になりました。
 それでも、エリスを通して世界を見ているときには、あたしは確かにあのころの部室へとタイム・スリップしていました。
 エリスはきっとこれからも、ふらふらになりながらもしっかり歩いていくんでしょうね。
 あたしも頑張って生きていくから、あんたも頑張って生きていってね。
 エリスたち、紅月の仲間の生みの親になれたことを本当に嬉しく思います。新しい旅立ち、おめでとう!


質問はこちらから頂きました。
>>超・長編小説同盟

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